
府中・多摩地区 NPO法人フリースクール多摩川
当スクールは
東京都フリースクール等ネットワーク幹事スクールです。また、東京都フリースクール等支援事業対象スクール、東京都フリースクール等利用者支援事業対象スクールです。都の助成が認められる(過去全員そうなっています)と保護者さんへ最大2万円/月が支給されます。
超軽度凸凹、グレーゾーン、心的不安、コミュ障さんの交友スキル、協調スキルのアップのための軽いアドバイスを受けながら明るく元気に?マイペースで?過ごすフリースクールです。
(いくら協調カリキュラムと言っても、別のことを静かにやってもいいとしているケースもあります)
学校や学校関連施設に数日通い、当スクールにも数日来てる子が半分、
学校にはまったく行かないで、当スクール通学や習い事がメインの子が半分です
当スクールで支援側アルバイトを長くやった大学生のうち7名は今、学校で教師となっています。
スクールバイトOBの教師たちはもちろんですが、信頼関係にある各小中学校長や教師の何割かは「必ずしも学校だけが選択肢ではない、いろんなやり方がある、併用もいいし学校外の教育支援場でコミュ力、知識、汎用力、得意なこと、それら伸ばしていくこともできるからね?」と口にしているわけです。一般市民意識も、最近はそうなって来ている気がします。
(あえて言うと、今は学校に意識を向ける方がいい状態のお子さんも少なくはないので、そこは個々に分析すべきではあります)
当スクールの最大特徴は「生身複数交友、生身協調の練習になるカリキュラム多めな施設」です。もちろん「生身協調練習ばかりでは疲れる気質な子」が多いのは当然なので、週に2回はPCで教育マイクラ、社会科学習になる桃鉄ゲーム、steamの協調ゲームなどをやってる日もありますので、最初はその曜日からトライするのもありかも知れません。
(参加人数が多すぎるとつらい事情の子もいますので、定員14名としています。2025年冬時点、
3人空きがあります。定員になっても毎日くる子ばかりではないので日によって4から9人です)
不登校のお子さんは生の交友や協調行動が一番苦手なので、今は不登校児をメタバース空間やバーチャル空間で支援する施設も増えています。もちろん、それは大事な支援だが、やはり生の交友や協調の体験重ねも大事。自信がついてくると学校復学した子も居ますし、当スクールで何年かじっくり自己交友協調スキルをアップしていき、高校年代以降、まったく普通の動き方ができるようになったOB達もたくさんいます
小グループでなら生の交友や協調ができることを希望してる。そんなお子さんに向いていると思います。
わんこも癒し担当で参加しています。
学校には行けているけど、多数交友がうまくいかない、安心仲間や安心場が欲しいと言うお子さんも
「たまに参加会費」を準備していますので、遠足やイベントあるいは得意なものをやる日だけの3時以降参加などが可能です。(都の不登校支援補助金は出ません。スクール参加日数制限あり)
一軒家と言う安心した空気の中で、スタッフ、大学生が指導や補助をしながら、生徒の自力交友力、協調力を育てるカリキュラムを毎日行っています(工作、PC知識クイズや操作習得、カードゲーム、学習、公園運動、食作り、月1ミニ遠足、年2泊り合宿などを通して生の交友、生のグループ協調を育成します。また、夕方からの中高時間には仲間空気の中、自身の悩みや思いを出せる様な発問役を支援側がやっています。中学生以上の子は社会で行き辛さを減らすために、この時間が最も大事です)
当スクールは東京都のサポートプラン適用施設です。これは2024年度から都が施策を開始した、フリースクール等支援事業です。これにより、今までの保護者さんへの(申請が通った保護者さん)2万円補助に加え、メインスタッフ費の7割の補助がでることになり、赤字解消できそうです!
この施策は、フリースクールが保護者や学校と連携しながら、子供一人ひとりに寄り添った指導支援を提供できるよう「サポートプラン」の作成や育成計画作成親子面談等に重点を置いた施策です
当スクールでは13年間、お子さんの様子や全体の様子を保護者さんに日々、メール報告して、保護者さんもお子さんの集団での困りの原因実態を知ってもらいながら、どんどん子の気づきや工夫が進むことを見守り、アドバイスもしてほしいとお願いしていました。
サポートプランでは、それをまとめたものを都や市区の児童教育部署や学校と共有します。それにより3方でよりより支援を協調していこうとするものです
もとより、将来行き辛さを感じない生活ができる人にしていくことが当スクールの最大の目的ですので
、当スクールもこの施策審査を受け、承認されました。
(安心自信がついてきた子は皆との関りの中で、凸凹、コミュ障の受容、と言うよりは「自分は空気読まないとかコミュ障とか言われやすいんだと客観受け止め出来るお子さん、信頼している人に自虐や相談もできるようなお子さんになっていきます。自分のような傾向の人が世の中に結構多い事を緩くわかってきます。信頼関係ができるとこちらも間接的な説明をしていきます。そのようになるとぐんと社会汎用性があがっていきます)
一定期間過ごした後、お子さんたちははいろんな形で先に進みます。協調力や忍耐力や人関わり力が伸びてきたことで・・・
1,再度、学校のみに行く事を選んだ子が35%
2,スクールオンリーで人関わり力協調力をあげながら、得意なもののスキルも高めた子30%
3,学校とスクール交互に参加してそれを目指すことにした子が35%。
過去から現在までの実績傾向です
高校年代以降もつながっているOB達の個々の実績をまとめてここに記します。
A、今年大学卒、就職内定、小売り業会社
B、今年大学卒、就職内定、IT企業
C、一昨年大学卒、IT企業就職
D、一昨年専門卒、ペット関連会社就職
E、現在専門、言語聴覚国家試験合格、来年就職
F、現在大学生、来年就職
G、現在、海外大学留学中
H、現在、海外大学留学中
I、昨年、専門卒、現在、家で家族介護、町内会手伝い予定
J、今年大学合格、入学
K、今年大学合格、入学
L、今年大学合格、入学
M、会計会社就職
N、日本屈指の大劇団技術部就職内定
もちろん「当スクールで交友や協調の自信を取り戻し、小中通学ーや高校通学をメインにして、スクールはそこで退会した子」も
110人前後はいます。その子たちの大学や専門の進路まで後追いできない実情もあります。
しかし「小中校生活に戻るまでの交友や協調の指導支援」
それも当スクールの目的であるわけです。
今回は、こちらで青年期まで報告相談を受けたり、OB会に来ている青年OB達の経過を紹介しましたが
「中高時期も当スクールで活動した方がいい」とか「早めに学校に戻る方がいい」とか、どちらがいいと言うことはありません。支援のダブルスタンダードではありません。
各自の望むような形になる支援ができること、そこが肝心だと思っています。








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